仕掛けてきたのは向こうです。
僕はのんびりテレビを見ていたのに、向こうが僕にちょっかいを出してきました。
僕は遊びたくなかったし放っておいて欲しかったのに、あんまりしつこく絡んでくるので、だんだん腹が立ってきました。
ちょっと文句を言ったけど、それでも僕の頭を前足でポンポンしてきたので(僕はこれが1番嫌いです)、とうとう我慢出来なくなって喧嘩になりました。
喧嘩はいつも最終的には僕が勝ちます。
ガーディは毛がむくむくしているので、首元を狙っても全く歯が立ちません。それでも普段はどうしてもその辺りを噛みたくなるので、僕の口が毛だらけになります。
終盤になり僕が口元や耳のあたりの毛が薄いところを噛むと降参します。
もしくは、「本気で怒るよ?」と伝えて睨むと大体引き下がります。
でも、
今回はちょっと想定外のことが発生してしまいました。
僕の爪が引っ掛かり、ガーディのお洋服を破いてしまいました。
一瞬、ヤバイ!と思いましたが勢いもあってそのまま破いてしまいました。
ガーディはお洋服を着るのが大好きです。洗濯をするのに一旦脱ぐのも嫌がるくらいです。
、、、どうしよう、、、、。
お洋服を破くつもりはありませんでした。
さすがにしょんぼりしてしまって、可哀想になりました。ちょっと気まずくなってしまって、僕は少し離れたところから様子を見ていました。
怒ってるかな、、、?
怒ってるよね、、、?
向こうからやってきたんだから、僕は悪くない、、
、、、いや、でもやっぱり悪いこと、しちゃったなぁ。
ちょっと時間をあけてから、謝りました。
「お洋服、破いてごめんね。」
「え?何が?
新しいの着たし、これ(破けた服)噛み噛みするのテンション上がるー♬」
、、、馬鹿なんでしょうか?
すいません、毒を吐いてしまいました。
でも、本当は僕が気にしてることを察して明るくしてくれたのかもしれないなって思います。天真爛漫な彼女に救われています。
ありがとう、ごめんね。