お呼びでしょうか、ご主人様。
眠れないのですか?
大分夜も更けております。
そろそろお休みになりませんか?
ワタクシですか?
ワタクシは全く眠くございませんよ。
眠そう?いやいや、そんなことないですよ。
ワタクシよりもご主人様のことが心配でございます。
そろそろ(もういい加減)お休み下さいませ。
ふわぁぁ。
あっ。
し、失礼いたしました。
今のはあくびではございません。
少し口角の運動をしていただけですよ。
部屋に入って来い、ですか?
いやいや、
ワタクシなんかがお部屋に上がるわけにはいきません。
ご用があればそこから何なりとお申し付け下さい。
、、、、、、。
もう辞めていいですか?
僕、眠いんですってば。
昨夜寝る前にちょっとお部屋を覗いたら
僕の気配を察知したパパさんママさんが執拗に
一緒に寝ようと声をかけてきました。
「眠いんだよね?寝よう寝よう。入っておいで。」
「ロフトが嫌ならソファで寝ようか?床でもいいから。」
必死の声かけが続きます。
一生懸命声をかけてくるので
ちょっと面白くて見ていましたが、
眠くてたまりません。
聞きながらウトウトしたのが逆効果でした。
さらに喜ばれて声かけがヒートアップして、
しばらく付き合わされましたよ。
ああ、部屋を覗かなければ良かった、、、。
前半は猫の執事風に書いてみましたが、
実際のところは
寝る前に部屋の様子を覗いてドツボにハマった図です(笑)
僕に執事は無理ですよ。
だって僕がご主人様ですから(笑)
パパさんはボティガード。
グランマは彼女。
グランパは友達で
ガーディは妹です。
猫(僕)の執事はママさんです(笑)