猫は何か気になるものを見つけた時
ヒゲがぐっと前を向きます。
そうすることで
気になるものとの距離を計ったり
危険なものではないか等情報収集しています。
まぁ、センサーのような働きですね。
猫のヒゲは
ご機嫌だったら上を向くとか
怖いと後ろに下がるとか
暇だとだらんと下がるとか
ニンゲンの表情のようにくるくるとよく動きます。
興味津々でヒゲがぐっと前を向くとは
いったいどのくらい前を向くのでしょうか。
見たことある方はご存知だと思いますが、
これほんと、かなり前を向きます。
いかがでしょうか。
気になるものがある方向に
おヒゲがぐいーんと向いていますね。
風が吹いてるわけではないんですよ。
不思議ですねぇ。
僕のヒゲの向こうでは
ママさんが床の上でおててを動かして
獲物役をやってくれています。
おててが右に左にもしゃもしゃと動いています。
僕はここからすぐにハンティング!とはならず
しばらく観察を続けることが多いです(笑)
「えとくん、獲物は待ってくれないよ。
都合よく近づいてきてくれたりもしないよ。」と
ママさんが言っていますが、
さらに観察を続けます。
おてての動きが遅くなってきました。
「えとくん、獲物はもう限界がきてるよ。もう無理だよ。
来ないならもう逃げるからね。」
、、、、獲物の気配が消えてしまいました。
ううーん。狩りって難しいなぁ。
僕はいつも、全てが遅いと言われるんですよねぇ(笑)
後は、
パパさんやママさんが
クッションや箱などで手を隠して
先からちょろちょろと手を出して遊んでくれる時に
ちょろちょろ動いている手先ではなく
隠されている後ろ部分を確認に行くので
「えとくんそれは反則だよ。
どうしていつも本体を狙いに来るのさ。」と
嫌がられます(笑)