突然ですが、
「キョンシー」って知ってますか?
ここ1週間くらい、ママさんがずっとそのワードを連呼しています。
「キョンシーが見たい!」
「どうしてもキョンシーが見たい!」
と毎日言っています。
ママさんはモフモフしている可愛い生き物や、お魚やカエルさんなど、生き物全般が好きです。
暖かくなってから連呼することが増えてきたので、僕は最初、春になったら活動し始める何か可愛いらしい生き物なのかなって思いました。
もしくはアイルランドの伝説の妖精猫である、
「ケット・シー」
のような妖精の類なのだろうかと想像しました。
ママさんが、
「どっかで見つけられないかなあ。」
って言いながら検索している画面をちらっと見た瞬間、僕は絶句しました。
おでこにお札を貼った青白い人が見たことないような服を着て跳ねています。
ママさん、本当にこれが見たいんでしょうか?
というかこれ、日本にはいないんじゃないでしょうか??
ママさんが、可愛いとか、好きとか言ってる基準が僕には分からなくなってきて、もやもやしました。
そんなママさんが昨夜、
「キョンシー、見つけてきた。」 と
ニコニコしながら帰って来ました。
、、、え?あれを??
どう見ても大人の男の人のサイズ感でしたが?
しかも遠目から見るんじゃなくて見つけてきたって、“一緒に帰って来た”ってこと??
僕は怖くてたまりませんでしたが、
正体はDVDでした。
ママさんは昔見たキョンシーのお話がまた見たくなって探していたようです。(こういうのである程度の年齢が推測されるんでしょうね(笑))
小さい頃は、キョンシーに襲撃されることを想定して、息を止める練習や、長いパイプみたいなので息を遠くに吐く方法などを考えて備えていたそうです。
キョンシーが存在するってことを、信じて疑わなかったと言います。
DVD、僕も見ましたが、怖いです。
ママさんは、「昔はすごく怖く感じたんだけどなぁ。」と言いながら平気そうに見ていましたが、
僕としては十分、怖いです。
本当に、お話の中だけの存在なんでしょうか?
今も何処かにいるんじゃないかって、ちょっと不安になりました。
僕の方が早く走れると思うけど、、、。
ちょっとこっそり、息止めもしてみました。
DVDを返却するまでの1週間、我が家ではキョンシー祭りが開催されます。
今日も見るのか、、、。ちょっと警戒しています。