アニメやマンガが大好きなママさん。
色々なジャンルの物を見ます。
魔法少女が何かと戦うものから、
ギャンブルの借金で地下に堕とされて這い上がる人のお話や、
ノートに名前を書かれると死んでしまう話、
蟲が見える人のナントカ、
電脳空間のナントカカントカ、、、
僕には分からないものもたくさんあります。
ジブリアニメも大好きです。
特に愛してやまないのが、
「風の谷のナウシカ」
という作品です。
これは、再放送も何度も何度もやっているので、
世代でない方もご存知の方も多いでしょう。
ママさんはこのアニメが好きすぎて、
子供の頃は1人で
見たことがない人は分からないかもしれませんが、
冒頭の方に、
王蟲という生き物の抜け殻の一部を取るために、
手持ちの銃の弾の中に入っている火薬を、
殻の目玉部分の周りにトントン置いていくというシーンがあります。
(僕はもう嫌というほど見せられたので覚えています。)
ママさんは何故か、それがやりたくてたまらなかったと言っていました。
火薬というものが何なのかよく分からなかったママさんは黒い粉を見て、
“これは鉛筆の芯を削れば出来る”
と思ったそうです。
せっせと鉛筆の芯だけを削り、
黒い粉を集め、
筒状の物の中に溜めたそうです。
溜まった黒い粉をドキドキしながら持っていたようですが王蟲の抜け殻は見つけられず、
時々筒をトントンして机の上に黒い粉を出して、
ナウシカ気分を楽しんでいたようです。
、、、かなり、マニアックです。
他にも蟲笛を作ってみたり、
変わった植物を探してみたり、
どっぷりとナウシカに浸かっていたようです。
ママさんによると、
蝉の抜け殻は
王蟲の抜け殻に似ているということです。
いまだに蝉の抜け殻を見つけると
じっと観察していることがあります。
本当に夢中になっていたんでしょうね。
ママさんという人格が出来ていく中で、
ナウシカさんが与えた影響は
ものすごく大きいんじゃないかと思います。
戦隊ヒーローに憧れたり、
ウルトラマンになりたかったりする気持ちと
同じような気持ちなんでしょうね。
僕がお家に来てからまだ４年足らずですが、
このアニメを何回観たか数えられません。
そういえば、
キツネリスという生き物で、
可愛い相棒がいましたね。
テトという名前です。
いつも肩に乗せて一緒に行動していましたね。
僕が小さい頃は、
僕のことも勿論
肩に乗せていましたよ。
僕はぐんぐん大きくなったので、
ほんの一時でしたが、
肩乗り猫になっていたこともありました。
