僕のおやつ当番はママさんです。
ママさんが旅行中などで不在の時にはグランマがおやつをくれますが、それ以外は全てママさんが担当しています。
いつもママさんが晩御飯を食べた後におやつをもらっていますが、
帰ってくる時間が遅い時は、
おやつの時間も遅くなります。
僕のおやつは冷蔵庫に入っていますが、
僕はいつも冷蔵庫の前に置いてある踏み台の上に座っておやつを待ちます。
踏み台は「お立ち台」と呼ばれています。
ママさんがご飯を終えて食器を洗う体制になったら、
僕はお立ち台にスタンバイします。
ママさんの洗い物が終わったらおやつです。
時間によっては洗い物をするより先にくれることもあります。
こんな感じで、
おやつ当番は誰なのかははっきりしているんですが、
僕は早くおやつが食べたいので、
ママさんが帰って来る前から
お立ち台に座って、
グランマやグランパなど、
通りすがりの家族に声をかけてみたりもします。
しかし誰もおやつをくれません。
「ママが帰って来るのを待ちなさい。」
一言、ピシャリです。
ズルは出来ないようです。
それならばと、
ママさんからおやつをもらった後にも
少し時間をあけてから
再度お立ち台に座ってみることもあります。
「あれ？さっき食べてなかった？」
(いえ、食べておりません。)
全力で食べてない感を出してみますが、
「さすがにそんなすぐには忘れないよ。」
と、空振りに終わることばかりです。
じゃあ、
これならどうだと
パパさんママさんが朝出勤した後、
グランマとグランパが朝ごはんを食べた後に
お立ち台でアピールしてみたら
「えとが朝も催促してたよ。」
夜になってママさんに言いあげられる始末です。
おやつ１日１回の掟は厳しいです。
僕は滅多に「にゃー」と鳴きませんが、
どうしても堪らない時には
「にゃーあーあーあー」と
すごく長く鳴いてみることがあります。
これをやると、
時々パパさんがこっそりくれることがあります。
これ、ママさんには絶対内緒です(笑)
