開かずの扉、、、。
トイレの、、、
古い屋敷の奥にある、、、
開かずの扉と聞くと、
なんだか怖い感じがしますよね。
開かずの扉は、
開かない、のか。
開けてはいけない、のか。
はたまた
普段開かない扉が開いた時に恐ろしいことが起こるのか。
ううーん、なんだか怖くなってきましたよ。
でも、僕のお家の開かずの扉は
怖くないので安心して下さい。
「扉を開けさせて下さい!」と
必死にお願いされていますが、
全力で拒否しています。
嫌です。
「アイロンを、取らせて下さい!」と
頼まれていますが、
嫌です。
僕は今、ここから動きたくありません。
随分前に、僕が気に入って粘り勝ちしてゲットした
廃棄予定だったスーツケース。
これを扉の前に置いてあるのがいけないんですよ。
僕は今、ここで寛ぎたい気分なんです。
何を言われても動じませんよ。
僕は今「無の境地」です。
パパさんがお洋服にアイロンをかけたいと言ったので、
ママさんが扉を開けさせてくれと頼みに来ましたが、
鉄壁の守りです。
ママさんは
「扉の前にケルベロスがいる。多分勝てない。」と
戦意喪失。
パパさんも
「もういい。アイロンしなくていい。」と
早々に負けを認めました。
ふふふ、勝った(笑)
僕のお家の開かずの扉は、
僕が扉の前にいる時だけ開かなくなる
開かずの扉です。